花嫁リアルにどう素敵なの?
卒花嫁の事例は、つまり
【後編】結婚式の人数問題をズバリ解説!少人数ウェディングを素敵にする5つのヒント
目次
- 1まずは少人数を検証!少人数ウェディングならではの濃縮された感動
- 2少人数のメリット:縁起が良い日にこだわることができる
- 3少人数のメリット:結婚式場のラインナップも豊富
- 4少人数のメリット:人数が少なくてもサプライズは大掛かりにできる
- 5少人数で大切なこと:料理は披露宴の影の主役
- 6少人数で大切なこと:ひとつひとつにオリジナルのこだわりを
- 7少人数で大切なこと:やっぱり予算は大切!
大切な人と生涯を共にする愛を誓う結婚式、その日は長い人生の中でも、とても素晴らしい貴重な記念日になります。育ててくれた家族や支えてくれた友人たちが、心からの祝福を送ってくれることでしょう。前提として人を愛する気持ちや幸せを願う美しい心は数や規模によって感動の内容が変わるわけではありません。また予算をかけた派手な結婚式を挙げなくても、少人数でも立派な式にすることができます。

写真出典元:マイナビウェディング 東京ベイ有明ワシントンホテル
まずは少人数を検証!少人数ウェディングならではの濃縮された感動
大規模な結婚式もたしかに迫力がありますが、いわゆる良い式であったか、正直そうでもなかったかという、プロの目から見たクオリティに関しては数で判断できるものではありません。
新郎新婦の生まれ育った環境や職業によって、人脈の広さは千差万別です。ただ、身ひとつの体で本当に親しい関係を築ける人数には限度があります。なんでも相談できる親友や、常に飲みに行ったり遊んだりする友人と、ただ知っているということであったり、間接的に仕事でお世話になったというだけの人とでは、やはり温度差があります。
それほど親しくない人でも、結婚式の招待状が届けば大抵出席してくれます。関係性の浅い人がたくさんで会場を埋めてしまうと、どうしてもよそよそしい空気が漂ってしまう場合があります。ひとつひとつのイベントが形式的なものになって、出席者の間で感動に差が生まれます。
一方、少人数の結婚式では本当に親しい人たちだけが集まってくれますので、式場全体に一体感が生まれます。また、こじんまりとしているからこそ、せっかくの記念日をみすぼらしいものにはするまいと、スタッフも総出で本当に良い式にしようと努力をします。
もちろんスタッフは規模に限らず、いつでも全力で担当する式を成功させようとしますが、物理的な問題で人数が多く広い会場では警備や料理の配膳など、責任者が目を光らせなければならない事項が増えてしまいます。ひとつひとつのサービス内容に関してはスタッフの人数を増やせば対処ができますが、すべてを現場に丸投げするわけにはいきません。
お酒を飲みすぎて招待客が泥酔して暴れてしまったり、突然の体調不良を訴える者が出てきた場合など、トラブルが発生したときでも極力式に支障がないようにするために、運営の責任者であるウェディングプランナーのリーダーは、今式場内で起きていることを把握しておく必要があります。
少人数での式になればこの点に多少の余裕ができますので、その分を式にプログラムされている内容の本質にこだわることができます。

少人数のメリット:縁起が良い日にこだわることができる
赤い糸で結ばれた運命の人との結婚式、披露宴を挙げることが決まったら、まずは式場選びと日取りからすべてがスタートします。
結婚はめでたいものですので、せっかくならばできるだけ縁起の良い日で式場をおさえたいと考える人が多くなります。シーズンでいいますと6月のジューンブライドは有名です。その他、昔からの風習を大切にするご年配の方では「大安」や「友引」など、中国発祥といわれる暦上の冠婚葬祭にふさわしいとされる日取りにこだわる場合もあります。
縁起だけに限らず、出席者のスケジュールにできるだけ迷惑をかけないようにと都合を考えるならば、連休前や年末年始など一般的に仕事が忙しくなるとされる時期は避けるように配慮します。
天候の問題も無視できない点があり、よく「晴れの舞台」と称されるくらいの結婚式ですから、台風が直撃してしまったり、豪雪になってしまうような事態だけは避けようとするものです。そうすると必然的に真夏や真冬は選択肢から外れていくことになります。
このように式場の日程選びは、数々の条件からだんだんと絞られていきます。しかし、絞られていくということは同時に希望者が同じ日に偏ってしまうということです。
大きな式場は早くに埋まってしまい、なかなか最高の日程でおさえることができません。
一方で少人数での式場で良ければ、選択肢の幅が広がります。駐車場の問題や遠方から来る出席者の、宿泊施設の準備の問題なども緩和されますので、条件のハードルが下がります。
結婚式は一生の思い出に残るような一日になりますので、日程にこだわることができるのも嬉しいところです。

写真出典元:マイナビウエディング 目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)
少人数のメリット:結婚式場のラインナップも豊富
いわゆる「箱」と呼ばれる式場の内容についてですが、これについても少人数の結婚式では臨機応変な対応ができたり、装飾に変化をつけて本来の空間とは全く違う演出を施したりすることが可能です。
大きな式場は、どうしてもどれも似たようなものになってしまいます。もちろん予算を上げれば、大きな式場でも唯一無二の空間を作り上げることはできますが、一般的な結婚式の予算の範囲内でとなると、かなり厳しいものがあります。
大きな式場は運営者側にとっても、そこにあるだけで維持費がかかってしまいます。式が埋まっていない日であっても掃除はほぼ毎日必要ですし、機材のメンテナンスやテストも怠るわけにはいきません。よって、大規模な会場は特定の人しか利用できないような個性的な作りにするよりも、できるだけ使ってもらえるように、作り事態は実は無難なものになっていることがほとんどです。あっと驚くような演出や仕掛けを行う場合は、それらを一から自分たちで作り上げて用意しなければならず、ここにも予算と時間が上乗せされます。
一方、小規模の式場は維持に人件費などがそれほどかかりませんし、普段は別の行事に使われたりしていることも多いので、その浮いた分のコストを細かな点に活かすことができます。
人にはそれぞれ趣味や好みがあります。細かな希望を叶えられる部分が増えれば増えるほど、新郎新婦らしさが生まれて、出席者の感慨深さもより一層強くなります。
集団の中での個性というのはバランスを取るのが難しいもので、例えば10人のうち7人が絶賛しても、3人が不快な思いをしてしまうような演出をしてしまうと、それは基本的に失敗と判断されてしまいます。だからこそ、大規模になればなるほどこだわりを捨てて、無難なものに落ち着いてしまう傾向になってしまいます。

少人数のメリット:人数が少なくてもサプライズは大掛かりにできる
結婚式の主人公はもちろん新郎新婦ですが、披露宴に移った場合にはプログラムによって一時的にメインが出席者に変わる場合があります。
まず、基本的な知識として結婚式と披露宴の違いついて改めて確認をしておきます。
結婚式は「式」という文字が使われているように、儀式のことをいいます。儀式ですから基本的に厳かな空気の中で粛々と行われるものになります。スタイルに関しては新郎新婦の宗派や信仰によって変わります。代表的なものでいえば教会にて神父の前で愛を誓う挙式であったり、その他は仏前式や神前式など、日本の伝統や習わしに基づいた式も存在します。
多くの関係者の前で改めて新郎新婦が夫婦になることを誓う儀式こそが、結婚式というわけです。
その式が滞りなく済めば、つづいて披露宴に移ります。披露宴は儀式を終えて無事に夫婦となった新郎新婦が文字通りその仲を「披露」する場となります。結婚式は神聖なものですので、誰もが形式通りに行います。しかし、披露宴はその夫婦の色や人生観を思いっきり出して良い場です。
そこでは招待された友人たちが、祝福の気持ちを最大限表現するためにサプライズが企画されることがしばしばあります。たとえば新郎新婦には内容を一切明かさずに、ドッキリのような仕掛けをします。
このサプライズの演出は基本的に、参加できる人数が出席者の割合に対して高ければ高いほど効果を発揮します。人数の問題ではなく、割合です。
このサプライズの協力の呼びかけも、少人数の方が行いやすく、綿密な打ち合わせや細かな設定を決めることができます。誰もがサプライズの仕掛け人になることができますので、出席者もドキドキやワクワクが続きます。この気持ちの高まりこそが、披露宴の成功には必要不可欠になります。

写真出典元:マイナビウエディング 星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート
少人数で大切なこと:料理は披露宴の影の主役
披露宴といえば忘れてならないのが料理です。出席者が包むご祝儀のほとんどがこの料理に当てられるといっても過言ではありません。
しかし、厄介なことに人の食べ物の好き嫌いは思った以上に調整が難しいものです。だからといってそれらを一切無視することはできません。
出席者の立場になって考えてみましょう。どんなに式の内容が良くても、料理が口に合わなかったら心から喜べないのではないでしょうか。
基本的に披露宴の進行に合わせてずっとテーブルの上に出てくるものですので、料理は演出という意味ではもうひとつの影の主役ということにもなります。
ただ、その料理へのこだわりも、大人数になればなるほど無難なものでバランスを取らなければなりません。味覚の平均をとって、合格点が得られるものをとシェフは考えます。料理の評判はその後、口コミとして広まっていくものでもありますので、式場運営者にとってもその場限りの問題ではありません。
小規模の披露宴であれば、出席者の好き嫌いをしっかりと把握することができます。その上で様々な演出を料理で行うことも可能です。
当然結婚式の出席者は食事をしにきたわけではありません。ただ美味しい料理を提供すればそれで良しとするのでは面白味に欠けてしまいます。
たとえば新郎新婦の馴れ初めに関わる思い出の一品を、コースに組み込ませることも可能です。友人たちとのかけがえのない思い出に関わるような一品があれば、感動も大きくなることでしょう。
味覚はその場限りのものではなく、記憶としても残っていくものです。シェフは大抵自分の腕に独自の自信を持っています。そのセンスを存分に発揮できる条件が整えば、料理のグレードも格段にアップするに違いありません。

写真出典元:マイナビウエディング Q.E.D.CLUB(キューイーディークラブ)
少人数で大切なこと:ひとつひとつにオリジナルのこだわりを
少人数だからこそできる細かな演出を、他にも具体的に紹介していきます。
まずは新郎新婦入場の際の、出席者による祝福の演出が可能です。大規模な式場での入場は、基本的に新郎新婦がスポットライトを浴びて、出席者は拍手をするだけです。披露宴会場を歩きながら、それぞれのテーブルに挨拶をしてまわるのが通例となっています。
少人数ではその逆の演出をすることが可能です。導線上に出席者たちが列をつくります。美しい花でアーチを作ったり、手作りのグッズで導線を華やかにすることができます。全員で参加できるので、人選に気を遣う必要がありません。このようにすれば、新郎新婦を長く歩かせる必要がなくなるというわけです。
ウェディングプランナーの目から見ても、入場のシーンは大変重要だと考えられています。いよいよこれから披露宴が始まるという最初のプログラムで間延びしてしまうと、せっかくの高まった気持ちが覚めてしまうことがあるからです。感動のテンションを維持するためにもこの演出は素晴らしいといえます。
それからなんといってもウェディングケーキです。初めての共同作業というキャッチフレーズで、披露宴のメインイベントとしても広く認識されているプログラムです。
大勢がいる式ではどうしても、ウェディングケーキは中身よりも見た目の印象を重視しなくてはなくなりません。記念写真のシャッターチャンスにもなりますので、どうしても華やかさが必要になります。
小規模の式であればむしろ、見た目にインパクトの強すぎる大きなウェディングケーキはアンバランスな印象になります。
その分、中身にこだわったものにして、ウェディングケーキを作ることができます。形だけの共同作業ではなく、実際に切り分けて、出席者に振る舞うこともできます。

少人数で大切なこと:やっぱり予算は大切!
人生最大のイベントともいえる大切な結婚式に、ケチな感情は似合いません。晴れの舞台くらいは多少無理をしてでも華やかな演出をと、多くの人が考えます。しかし、たくさんの人間を動かすことになる結婚式の費用は簡単な額ではありません。
結婚式の予算は平均で350万ほどというデータがあります。これくらいの予算を使って招待できる人数は式場の規模から約60人ほどと言われています。ご祝儀の平均は友人のレベルでだいたい2万円〜3万円です。式場が多くなればなるほどたくさん人を呼ばなければ、それだけ自己負担の費用が大きくなってしまいます。
もちろん余裕がある人であれば問題ありませんが、誰もがまとまった資金を持っているわけではありません。きちんと仕事をしていても、職種によって給料の額も大きく異なります。様々な事情によって、低予算で式を挙げなければならないこともあるはずです。
愛や幸せはお金だけでは決して買えないものです。金銭的な価値ではかることもできないものです。形だけの派手さで夫婦になるふたりの人間性が決めつけられるようなことはあってはなりません。
小規模の結婚式では予算に合わせて、できるかぎり素晴らしいプランを組み立てることができます。小規模だからこそできる様々な演出のひとつひとつはまさに、お金で買うことができない人の善意な気持ちの集まりによって可能になるものです。
結婚は新しい人生の始まりでもあります。予算を無理してその後の生活を苦しくしてしまうよりも、余裕を持ったプランの中で結婚式をあげましょう。
小規模でも本物の喜びを家族や友人たちと分かち合い、愛する人との幸せな生涯を誓えたら、これ以上に素晴らしい結婚式はありません。
→【前編】今、静かな流行!少人数ウェディングの結婚式としての魅力とは?
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